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一ツ瀬川の2005年の夏

太田博文

『一日目』

2005年7月15日(金)午前2時に会社駐車場前に集合したメンバー3名と車2台で宮崎県西米良の一ツ瀬川を目指して出発しました。
途中、S氏を乗せて総勢5名で鮎師が抱く夢の川、一ツ瀬川へ、途中何度か休憩して人吉市インターをAm8時過ぎ降りました。スパーで少し? 焼酎・ビールと食料を確保していざ山越えの西米良まで・・・1時間の道のりでしたが景色もよく、途中昨年崩れた道路などを通り過ぎ長いトンネルを出た頃から下り道、沢から小川になり支流の川になりました。
最初は、澄んだ水だった色が茶色に変化、先行きに不安が過ぎりました。一ツ瀬川ライブ映像で映っている橋を渡って左に曲がり少し先にあるあさぎり荘(宮崎県児湯郡西米良村村所0983-36-1862)で年券と囮の紹介をしてもらい天然の囮1匹600円で一人二匹で10匹確保し、いざ出陣、、、、、
本流は、先日来の大雨で石にコケのない状態、どこか石裏のコケが残っている所を探しての釣りになるのだが
熊本の人吉からH君が駆けつけてくれて支流の小川川に案内していただいた。


(小川川の禁漁区下のチャラで入れ掛りをする三角テスター)      (背ビレが長く伸びた体高のある美鮎)
小川川は鮎だらけの川でした。10センチ足らずの小鮎から21センチクラスの中々のサイズと多彩な川でした。
通常は、6月解禁時鮎が23pクラスが掛かる川なのですが、ここ最近、鮎が多すぎて、でかくならないのでしょう。
しかし、綺麗な川でした。途中の殿様街道の山道を通ると30分で西米良の温泉前付近の道路に出られます。標高750メートル位上り500メートル以上下る道は、景色も絶景、スリルも満足の険しい道でした。
夜は、温泉に浸かり宿で美味しい夕食をダイワのテスターの猿渡さんと一緒に頂きました。夕食途中で道中のくたびれと鮎釣りの疲れ+焼酎のロックが原因で寝入ってしまいました。猿渡さんには、夕食を一緒にと待って頂いたのに失礼しました。
『二日目』
翌日は、写真撮影の為、本流へ入りました
一ツ瀬川上流部のとても良い景色です。別の意味では鮎釣り風景の好ポイントでロケーションが良いと言ったほうがよいかもしれません。

(一ツ瀬川本流)

白川状態の一ツ瀬川は釣りづらく数匹ゲット後場所移動しましたが、コケがバンバンに付いていたら、私自身竿を握っていたでしょう。
再度、小川川に行って再挑戦してみたが、中々、渋い反応で6時には、早々と竿を収め旅館まで帰り宿の裏に囮を沈めて温泉に入りました。当日昼前に広島から駆けつけて川で合流した4名と楽しい夕食となりました。


(清流会メンバーとOBとの楽しい夕食会)      (宿のあさぎり荘 家の裏が一ツ瀬川です)
ビールと焼酎で盛り上がり今夜のいびきの話まで、もちろん別室を用意してもらっており一人部屋の個室で朝まで思う存分いびきをかいてもらいました。

『三日目』

昨年、良い思いをした木の橋の下に入りました。今回は、水が高く濁りは、少しくらいでコケは、気持ち付いているかなという状態。
私が入ったポイントは、橋上の瀬の肩から20メートル位の所です。中ほどに大きな石があり大きなヨレが出来ていました。まず、20センチの囮をそのヨレの中に泳がせながら入れると、ガリガリグーンと目印が一気に水中へ沈んでいきました。中々浮き上がってこない、又、下にいたメンバーがデカイと一言、余計慎重になり瀬の肩の手前で浮いたとき、引き抜きました。23p良型の背掛かり鮎です。0.07の金属ライン(使用4日目)結構くたびれた糸ですが、あの結び方でしっかりとした強度が出ています。この結び方は、別の機会に紹介します。
糸屋の社長より非公開すべしと言われたのですが、プロ協会の会長から問い合わせが来るくらい噂になっている位ですからもう時期公開します。
私の上には、昨年良い思いをした三角テスターが入って又、入れ掛りをしています。型は、20センチクラスが殆んどで、よく太っています。何処でコケを食んでいたのでしょうか、不思議です。
昼食後、冷やしていたスイカを食べて一服した後、駆けつけた10号線、中村釣具店の店長と午後の競技?を始めました。


(同行メンバーの方々)

『4日目』
下のポイントに入り一本瀬に竿をだし、S氏が珍しく激流荒瀬を0.08で攻めて入れ掛り?を本当にしていました。最大は、23pの良型でした。10時には、竿を収め温泉に浸かって広島まで帰りました。
宿で冷凍していただいていたアユは、人吉の氷屋でドライアイスを1キロ(500円)買ってクーラーに入れ広島まで帰りましたので、アユはカチカチの状態で持ち帰る事が各自出来ました。

一ツ瀬川の特徴
この川の特徴は海産系の放流と一ツ瀬ダムからの湖産アユが抜群のマッチングで数・型・味の三拍子が揃った日本でも数少ない川です。ポイントも沢山ありますが、長さがないので沢山の方が釣りに来られても入りきれません。現地の方に様子をよく聞き釣行してください。
地域の受け入れ態勢は抜群で、自転車に乗った学生さんは自転車から降りて『こんにちは』と優しく挨拶をしてくれます。こちらも思わず窓を開けて挨拶していました。
特に今年も宿に使わせていただいた〔あさぎり荘〕は、一泊二食で6000円です。鹿の刺身・イノシシの唐揚げなどなど、ご主人が山で獲ってきたもので、美味しい一ツ瀬川の天然アユは必ず食卓に出ます。抜群の味付けで、今回4日間も楽しませて頂きました。  感謝・感謝

『仕掛け』
この河川には、金属糸なら7月中頃だったら0.08クラスが使えます。しかし、0.1号がアンパイ
ハナカン糸は、0.8号〜1号
ナイロン水中糸0.175〜0.2(たまに24cm級が掛かりますが落ち着いて寄せれば案外獲れます。
天井糸は、0.6〜0.8
竿は2種類  9.5メートル中硬かH2.5か2.75・短く少し硬い竿7.5〜8.5のようなズーム竿(支流用)
ハナカンは、5.5o〜6mm
サカサは、初期は、1号後期でも2号で可能
ハリは、オロチの7号の三本イカリ・出水の後は、夜叉狐7号の三本イカリがお勧め
瀬では、大アユの8.5号クラスが必要になる場所もあるので用意していた方がGood

ハリスは、3本イカリの7号だと0.8号、4本イカリなら1号
7.5号の3本イカリなら1号、4本イカリなら1.25号がGood

一ツ瀬川でも冷水病は発生します。釣行の際は、必ずタイツ・ウェーダー・靴は乾燥したものを使用してください。
又、オトリ缶・曳き舟も乾燥させ日光消毒して使用してください。
私たち、釣り人が一ツ瀬川冷水病のウイルスを持ち込まないよう最善の努力をしてください。
又、ゴミなど必ず持ち帰り自然環境を守りましょう。
皆様の協力をお願いし、地元の方々が大切にしている一ツ瀬川をお互いに守りましょう。



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